対象:医療通訳者及び医療通訳を学ぶ方で、より正確に、より場数を踏む医療通訳者を目指している方
・本ロールプレイ演習は、医療通訳に必要な基礎的な知識を前提として実施します。
・すでに過去に厚生労働省カリキュラムに沿った医療通訳研修を修了済みの方や医療通訳に必要な通訳技術・倫理・医療知識を一通り学んだことがある方が対象です。
・医療通訳が全くの未経験・医療通訳を基礎から学びたいとお考えの方は、他団体で開催されている医療通訳研修等のご受講をご検討ください。なお、受講の目安となる条件・語学力は以下となります。
<受講の目安>
◆医療等の資格は必須ではありません
◆原則として満20歳以上である(厚生労働省 医療通訳育成カリキュラム基準に準ずる)
◆母語において、大学入学相当の語学力と高校卒業程度の知識がある
◆対象言語において高度な会話や議論ができる、健康についての抽象的あるいは具体的な話題について理解することができる
◆母語、対象言語の国や地域における習慣・価値・社会常識を理解している
<各言語別学習能力試験 (ヨーロッパ言語共通参照枠『CEFRにおけるB2以上』)の目安>
・中国語 HSK4級
・英語 TOEFL iBt87-109, TOEIC Listening400以上, Reading385以上
・日本語能力試験 N1 取得、あるいはN2取得済みでN1受験予定の方
※上記、語学に関する資格については「目安」であり、取得は必須ではありません。
すでに医療通訳研修を修了し、修了試験に合格しているが、医療機関での実務実習が困難な方は、本ロールプレイ演習で実務実習の単位の一部を取得することが可能です。
なお、このロールプレイ演習の受講者が希望する場合、2単位(3時間)以上の国立国際医療研究センターでの実習も行えます(別途申込・別料金)。
<国立国際医療研究センターでの実習について>
本ロールプレイ研修を2回以上ご受講された方で、実習に必要な条件を満たす場合には、国立国際医療研究センターでの病院実習が可能です。ただし、多数の応募があった場合・病院実習の予定日程と日程が合わない場合などは、病院実習が行えない場合もございます。予めご理解のほどよろしくお願いいたします。本ロールプレイお申込み時に、病院実習の希望を出された方には、病院実習の申し込みに関する詳細をご案内いたします(本ロールプレイの申し込みフォームに希望申請欄がございますので、そちらよりご希望をご連絡ください)。